ETHIOPIA Yirgacheffe Chelbesa Natural
当店のコーヒー選びに迷われたなら先ずはこれ。そして数々のコーヒー体験の後、ここに帰って来るのです‥
*イルガチェフェ ナチュラルらしさ全開のフレーバー。そして他のエチオピア産ロットを圧倒するほどの華やかなアロマ。香り高きチェルベサ村のロットをぜひご体験ください。イルガチェフェ・ナチュラルに対する王道の風味を求めるのであれば間違いなくこのチェルベサ村ダンチェ集落のロットをベストに挙げる事になるでしょう。23'cropはオーガニック認証も取得。フレーバーは前クロップに比べ「苺のような甘さ」がやや後退し、今クロップではストーンフルーツ系の甘さが前面に出ております。とはいえ焙煎から2週間ほどのエイジングによりストロベリーフレーバーも例年並みにしっかり感じます。アロマの強さをはじめ全ての項目においてクオリティは向上しており、前年のクロップとは誰もが違いを感じられる23'crop。ため息が出るほどに素晴らしいロット全ての方に*生産地:エチオピア中南部、南部諸民族州、ゲディオ県、ゲデブ地区、ウォルカ区チェルベサ村、ダンチェ集落
標高:1950〜2200m
生産者:チェルベサ村の小農家
品種:地場原生品種
生産処理:ナチュラル
風味属性:フローラル、ストーンフルーツ、ネクタリン、ストロベリー、マンゴー、バニラ、クローブ、ブライトアシディティ、ラウンドマウスフィール、ロングアフターテイスト
世界から注目を浴びるテロワールChelbesa。
イルガチェフェ産ナチュラルとしては、王道中の王道なベリーフレーバーですが、他のナチュラルコーヒーを圧倒するような華やかなアロマには特筆すべきものがあります。また23'cropはこれまでお取り扱いの中で間違いなく一番のロットです。
完成度も高く非の付け所が全く無いコーヒーです。
スペシャルティコーヒーに詳しい方にはそのクオリティを十分感じて楽しんでいただけるコーヒーですし、スペシャルティコーヒーが初めて・あまり詳しくないという方にも、飲みやすいコーヒーとして受け入れやすいでしょう。
COFFEEとは紛れもないフルーツなのです。
「でも‥コーヒーの酸味が苦手‥」という方へ、その様な方にもおすすめします。
スペシャルティコーヒーにあまり馴染みのないお客様は「酸味のないコーヒーが良い」という方がとても多いのですが、その様な方にも受け入れやすいコーヒーと思います。(スペシャルティとして評価する際には譲れない「Acidity・上質な酸=果実の酸」はもちろんこのコーヒーにもございます。これが無ければそもそもスペシャルティコーヒーとして全く評価されません。)
*注:スペシャルティコーヒーが持つ「果実としての上質な酸」は、スペシャルティに相反する一般的な汎用コーヒー(コモディティ・コーヒー)の「果実を感じないSour的・Acid的な酸」とは酸質が全く異なります。
また、いくらスペシャルティコーヒーであっても「焙煎のズレ(適正ではない焙煎)」、「カロリー不足による生焼け」などによる、本来お客様にはご提供してはいけない様な適正では無い焙煎(端的に言ってしまえば焙煎失敗)による、それらの「ネガティヴな酸」を持ってしまったコーヒーを販売しているお店もあります。
「コーヒーの酸味が苦手」という方は、それらのネガティヴな酸を持つコーヒー、あるいはネガティヴな酸を持ってしまったコーヒーを飲んだ経験から苦手意識を持ってしまったのだと思います。
これまでのコーヒーに対する固定概念、経験してきたコーヒーの情報を一旦置いて、フラットな気持ちでこのコーヒーを飲んでみてください。「コーヒーは果実なのだ」と誰もが思われるでしょう。。
そして、スペシャルティコーヒーが初めてという方にも「スペシャルティコーヒー入門」として、当店が自信を持ってこのコーヒーをおすすめいたします。
もちろん、スペシャルティコーヒーを良く知る方にもリピート買いの多いコーヒーです。
これさえあれば良い、というお客様も結構いらっしゃいます。。
釣りの世界では「鮒に始まり鮒に終わる」という格言がございますが‥スペシャルティコーヒーに当てはめると、まさにその様なコーヒーかと思います。
ゲイシャなどの希少品種や高価格帯のコーヒー、そしてあらゆるTop of Topを経験しても、恐らくはここに帰ってくるのです。。
*焙煎日:24/9/18