NICARAGUA LOS PLACERES
ETHIOSAR ANAEROBIC NATURAL
新たな個性を持つ注目のハイブリッド品種エチオサル。そして精製は当品種と非常に相性の良い特殊嫌気発酵
*今や世界でも知名度と絶大な人気を誇るニカラグア・スペシャルティの大企業フィンカ・ミエリッヒ。代表者のエルウィン・ミエリッヒ氏は過去にCup of Excellenceヘッドジャッジの経験もあり、品評会で評価されるコーヒーを熟知しており、その経験を活かしコーヒー生産に情熱を注いでいます。現在はニカラグア国内だけでなく隣国ホンジュラスでも土地を開拓しコーヒー農園を増やしており、近年ホンジュラスCup of Excellenceにおいてはゲイシャ種で優勝するなど、フィンカ・ミエリッヒの勢いは増すばかりでホンジュラスでも早速実績を積んでいます。本品は“エチオサル品種”と言うフィンカ・ミエリッヒが現在最も生産に力を入れている品種の一つで、いわゆる“ハイブリッド品種”になります。近年フィンカ・ミエリッヒのプライベート・オークションにおいて、ゲイシャ種を抑え唯一90.0点オーバーのカップスコアーを叩き出したのがこのエチオサル品種。以降このエチオサル品種が一躍注目され出し、“新たな個性と魅力を持つコーヒー”としてこのハイブリッド種が期待されています。そして精製は“低温アナエロビック・ナチュラル”と言うフィンカ・ミエリッヒのお家柄とも言える独自の特殊嫌気発酵。とにかく、皆様にぜひともお試し頂きたい素晴らしいコーヒーです*生産地:マタガルパ県、ヤシカ・スル地区
標高:900 - 970m
農園:ロス・プラセレス農園 / フィンカ・ミエリッヒ
生産者:ミエリッヒ・ファミリー
品種:エチオサル品種
生産処理:低温環境でのアナエロビック・ナチュラル(Anaerobic Natural Low Temperature)
風味属性:フローラル、ハーバル、プルーン、プラム、レッドアップル、レッドワイン、ラクティク、ライブリーアシディティ、インプルーヴ、コンプレックス、シロッピーマウスフィール、ロングアフターテイスト
フィンカ・ミエリッヒ所有の他農園“ラス・デリシャス農園ジャバニカ種”と同じく低温嫌気性発酵のロットになりますが、こちらのロス・プラセレス農園エチオサル種の方はアナエロビック感(アルコリックな風味)がしっかり感じられます。アナエロビック特有の風味が好みの方にはこのラス・プラセレス農園エチオサル種をおすすめします。(*両者を比べると、ラス・デリシャス農園ジャバニカ種の方は、ほとんど嫌気性発酵特有のアルコリックな風味は感じられずトラディショナルなナチュラルプロセスが好みな方にはそちらをお勧めします。)
注目のエチオサル品種による低温嫌気性発酵、アナエロビック・ナチュラルでもひときわ個性的な風味のロット。ぜひお楽しみください!
*農園情報を下部に記載しましたのでぜひご一読ください。
*焙煎日:24/12/10