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Recommended❗️ニカラグア ロス・プラセレス農園 エチオサル 低温アナエロビック・ナチュラル 150g

NICARAGUA  LOS PLACERES
ETHIOSAR ANAEROBIC NATURAL

 

 

新たな個性を持つ注目のハイブリッド品種エチオサル。そして精製は当品種と非常に相性の良い特殊嫌気発酵

*今や世界でも知名度と絶大な人気を誇るニカラグア・スペシャルティの大企業フィンカ・ミエリッヒ。代表者のエルウィン・ミエリッヒ氏は過去にCup of Excellenceヘッドジャッジの経験もあり、品評会で評価されるコーヒーを熟知しており、その経験を活かしコーヒー生産に情熱を注いでいます。現在はニカラグア国内だけでなく隣国ホンジュラスでも土地を開拓しコーヒー農園を増やしており、近年ホンジュラスCup of Excellenceにおいてはゲイシャ種で優勝するなど、フィンカ・ミエリッヒの勢いは増すばかりでホンジュラスでも早速実績を積んでいます。本品は“エチオサル品種”と言うフィンカ・ミエリッヒが現在最も生産に力を入れている品種の一つで、いわゆる“ハイブリッド品種”になります。近年フィンカ・ミエリッヒのプライベート・オークションにおいて、ゲイシャ種を抑え唯一90.0点オーバーのカップスコアーを叩き出したのがこのエチオサル品種。以降このエチオサル品種が一躍注目され出し、“新たな個性と魅力を持つコーヒー”としてこのハイブリッド種が期待されています。そして精製は“低温アナエロビック・ナチュラル”と言うフィンカ・ミエリッヒのお家柄とも言える独自の特殊嫌気発酵。とにかく、皆様にぜひともお試し頂きたい素晴らしいコーヒーです*


生産地:マタガルパ県、ヤシカ・スル地区
標高:900 - 970m
農園:ロス・プラセレス農園 / フィンカ・ミエリッヒ
生産者:ミエリッヒ・ファミリー
品種:エチオサル品種
生産処理:低温環境でのアナエロビック・ナチュラル(Anaerobic Natural Low Temperature)
風味属性:フローラル、ハーバル、プルーン、プラム、レッドアップル、レッドワイン、ラクティク、ライブリーアシディティ、インプルーヴ、コンプレックス、シロッピーマウスフィール、ロングアフターテイスト


フィンカ・ミエリッヒ所有の他農園“ラス・デリシャス農園ジャバニカ種”と同じく低温嫌気性発酵のロットになりますが、こちらのロス・プラセレス農園エチオサル種の方はアナエロビック感(アルコリックな風味)がしっかり感じられます。アナエロビック特有の風味が好みの方にはこのラス・プラセレス農園エチオサル種をおすすめします。(*両者を比べると、ラス・デリシャス農園ジャバニカ種の方は、ほとんど嫌気性発酵特有のアルコリックな風味は感じられずトラディショナルなナチュラルプロセスが好みな方にはそちらをお勧めします。)

注目のエチオサル品種による低温嫌気性発酵、アナエロビック・ナチュラルでもひときわ個性的な風味のロット。ぜひお楽しみください!


*農園情報を下部に記載しましたのでぜひご一読ください。

*焙煎日:24/12/10


 

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  • Recommended❗️ニカラグア ロス・プラセレス農園 エチオサル 低温アナエロビック・ナチュラル 150g

  • 販売価格

    1,960円(税込)

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  • ロス・プラセレス農園のコーヒー生産




    ロスプラセレス農園は、現在ミエリッヒ・ファミリーが所有する農園の中で最も古く、また敷地面積が最も大きな農園です。コーヒーの生産だけでは無く、牧畜で牛を育てている農園でもあります。

    農園の約10%が自然保護区域の指定を受けており、森林伐採はもちろんの事、狩猟も禁じられています。

    彼ら自身も敷地の活用において野生動物の生息地となる様に、毎年一定規模の植林を行っています。
    その分、コーヒー生産面積の縮小を意味しますが、環境生態系の維持とコーヒー生産の持続可能性を目指して、様々な生態体制の工夫がされています。

    植樹に代表されるのが、いわゆるシェードツリーによる日陰栽培ですが、日照時間または風通しを加味すると過密な植樹は困難です。そこで1ヘクタール当たりの(コーヒーの木1本あたりの)生産量を増やす事で自然環境との共生を図る事が出来ないか、祖父のドクター・ミエリッヒを中心に長い時間をかけて検証を行ってきました。

    そして現在、木々の植樹間隔を60cmに近づけ、3メートル刻みのレーンの上にコーヒーの木を植える事で、ロス・プラセレス農園では1ヘクタール当たりの木の数を35%増やす事に成功しました。

    またロス・プラセレス農園では現在大規模なリノベーションを行い、栽培品種全体の60%をエチオサル品種へ植替えを行い、他にはジャバニカ、パカマラ、H1品種の生産に充てております。

    収量の高いエチオサル品種をメインバラエティに置く事で、1本あたりの収穫量を増やし、当初の目標だった自然環境の保全、植林計画への道筋を立てています。

    尚且つ、コーヒー生産においては、この栽培方法によって風通しと陽当たりを確保する事が可能となり、チェリーの糖度や熟度の均一性も高められる非常にポジティブな結果となりました。

    そして、自然環境の保全の為、1本当たりの収量を見込める品種として選定され栽培が進められたハイブリッド品種であるエチオサル品種でしたが、その後思わぬエチオサル品種のカップクオリティの高さに気づく事になります。

    現在は新たに土壌の有機物を強化する目的でローカルな植物であるイネ科のブラキアリアを植える取り組みを開始しています。


     

    エチオサル品種



    エチオサル品種は、“ルメ・スーダン種”と“サルチモール種”の交配種です。

    ルメ・スーダンは、南スーダンとエチオピアの国境近くにあるルメ・バレーで発見された野生種。
    サルチモールは、コスタリカのサルチ村で発見されたブルボン種の突然変異種である“ビジャサルチ種”と“*ティモールハイブリッド種”との交配品種です。(*更に“ティモールハイブリッド種”は東ティモールで発見されたアラビカ種とロブスタ種の珍しい異種間の自然交配品種という‥エチオサル品種はかなり複雑な交配情報を持つ品種です。)

    エチオサル品種は、高地での生産に適しており、その素晴らしい風味もさることながらサビ病耐性、収量に優れている品種です。

    2010年代の世界でのサビ病による壊滅的な被害に学び、コーヒー生産の持続可能性と高品質を兼ね備えた品種の開発が各国で進められており、エチオサル品種もこうした挑戦のひとつとして生まれました。

    フィンカ・ミエリッヒでは、こうした品種を試験栽培する苗床を所有しており、また接ぎ木を行う設備を持っている事も彼らの強みです。

    栽培対象となるアラビカ品種に対して、リベリカ種の変異種であるエクセルサ種の根を接ぎ木しています。エクセルサ種の根は乾燥や線虫の被害からコーヒーノ木を守る効果があります。また、(接ぎ木をしていない)アラビカ種の根に比べ頑丈であること、アラビカの優れるカッププロファイルに影響を与えない事から、2000年代初頭から実験を開始し、ミエリッヒの代名詞でもあるジャバニカ種を皮切りに、現在は新たに新植するプロットは全て接ぎ木を行った上で各農園に植えられています。


     

    *独自のアナエロビック・プロセス=低温嫌気性発酵については、フィンカ・ミエリッヒの他農園である「ラス・デリシャス農園ジャバニカ・低温アナエロビックナチュラル」の商品ページをご覧ください。




     

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