COLOMBIA NARIÑO JESUS ALBERTO
PINK BOURBON WASHED
パワフルな印象はナリーニョならでは。希少種ピンクブルボンとしては価格も非常に魅力的
*かつては「コロンビアマイルド」と謳われた名産地ナリーニョ。ピンクブルボンでは有名なウィラ産のものとは全く異なる印象の「ナリーニョらしさ」を表現しているピンクブルボン。ピンクブルボン種は誰もが分かる様な固有種独特の鮮烈なアロマ・フレーバーを有するものが多いのですが、このヘスス氏のピンクブルボンはその固有種独特の風味はしっかり感じられながらも良い意味でファーストインパクトの強いピンクブルボンでは無く、じっくりと向き合って飲みたくなる様なとても複雑な風味印象を有するピンクブルボン。フレーバーやボディは強度があり、やはりナリーニョならではのテロワールを感じていただけるピンクブルボンだと感じます。またピンクブルボンはものによってはゲイシャ並みのかなりな高価格帯のロットも存在する中、このヘスス氏のロットは価格的にも非常に魅力的です。当店定番のピンクブルボンをぜひご賞味ください*生産地:ナリーニョ県、サンパブロ、アラディータス
標高:2100m
農園:ロス・ピニョス農園
生産者:ヘスス・アルベルト・ブラヴォ氏
品種:ピンクブルボン
生産処理:ウォッシュド
風味属性:フローラル、マスカット、レッドグレープ、グレープピール、レッドカラント、アプリコット、ライチ、ジンジャー、ブライトアシディティ、コンプレックス、シロッピーマウスフィール、ロングアフターテイスト
ピンクブルボン固有種らしい、ローズ系フローラルなアロマとスパイシーな印象も感じますが、ナリーニョ産のテロワールを有する力強い印象のピンクブルボン。本場ウィラのピンクブルボンの様な(ゲイシャ種の様な)繊細で華やかな印象とは少々趣が異なります。もちろんフローラルで華やかなアロマも有しますが、力強いジューシーさと、そしてあくまでも良い意味での“心地よいビターネス”(=焙煎から生じるネガティブな焦げの苦味ではなく、完熟フルーツにも感じる様なほろ苦さ・グレープピールの様な心地よい渋み)も感じ、エレガントなだけでは無いこの複雑な風味が持ち味で、玄人受けするようなピンクブルボンかと思います。
*生産者情報を下部に記載しました。ぜひご一読ください。
*焙煎日:25/11/7
*現在このヘスス氏のピンクブルボンの“中煎り”でご提供するロットも販売中です。(Medium表記、黒色の豆袋のもの)
そちらは、ただ単に焙煎時間を増やしただけの(豆の表面の色付きで判断する)“中煎り”では無く、豆の投入温度から窯出しまでローストアプローチを“中煎り向き”に全て変更・調整して仕上げております。(熱量・風量・ドラムローテーションスピードを全て変更、尚且つ要所で火力の上げ下げを行うアプローチも通常ローストの浅煎りとは異なっています。)同じ豆ながら、中煎りでは別物の豆とも言える全く異なる風味印象ですので、ぜひお飲み比べも楽しんでいただけたらと思います。


