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Recommended❗️コロンビア ナリーニョ ヘスス・アルベルト ピンクブルボン 100g

COLOMBIA NARIÑO  JESUS ALBERTO  
PINK BOURBON  WASHED


パワフルな印象はナリーニョならでは。希少種ピンクブルボンとしては価格も非常に魅力的なロットです

*かつては「コロンビアマイルド」と謳われた名産地ナリーニョ。ピンクブルボンでは有名なウィラ産のものとは全く異なる印象の「ナリーニョらしさ」を表現しているピンクブルボンです。ピンクブルボンは誰もが分かる様な固有種独特の鮮烈なアロマ・フレーバーを有するものが多いのですが、このヘスス氏のピンクブルボンはその固有種独特の風味は感じられながらも良い意味で鮮烈な印象のピンクブルボンでは無く、優雅で上品な印象を有するピンクブルボン。固有種由来のアロマは大人しい反面、フレーバーにはインパクトがあり中々無いタイプのピンクブルボンです。という事で‥ガッツリと多めに仕入れました!またピンクブルボンはものによってはゲイシャ並みのかなりな高価格帯のロットも存在する中、このヘスス氏のロットは価格的にも非常に魅力的です。ナリーニョならではのテロワールを備えた希少品種ピンクブルボン。ぜひご賞味ください*


生産地:ナリーニョ県、サンパブロ、アラディータス
標高:2100m
農園:ロス・ピニョス農園
生産者:ヘスス・アルベルト・ブラヴォ氏
品種:ピンクブルボン
生産処理:ウォッシュド
風味属性:ローズ、バニラ、レッドグレープ、グレープピール、マスカット、クランベリー、ライチ、スイートスパイス、ライブリーアシディティ、ジューシー、コンプレックス、ヘヴィーボディ、シロッピーマウスフィール、ロングアフターテイスト


ナチュラルプロセスのロットでは稀に見られる「葡萄のような果実感」を有するロット。しかし、このピンクブルボンはウォッシュドプロセスながらはっきりと葡萄のフレーバー・甘さを感じるのが特徴的です。

ジューシーなだけでは無い、ナリーニョ産らしく全体的にマイルド&エレガントに仕上がっているピンクブルボン。当店的にはTop specialtyランクのウォッシュドコーヒーでは最もおすすめするコーヒーのひとつ。
どなたも早速お気に入りのコーヒーになるでしょう。。


*生産者情報を下部に記載しました。ぜひご一読ください。

*焙煎日:25/2/14



 

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  • Recommended❗️コロンビア ナリーニョ ヘスス・アルベルト ピンクブルボン 100g

  • 販売価格

    1,560円(税込)

  • 在庫

    在庫切れ

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  • 生産者ヘスス・アルベルト氏



    ロス・ピノス農園を営むヘスス・アルベルト氏は30年以上のキャリアを持つ経験豊富なコーヒー生産者です。

    コーヒー生産者になる前はトラック運転手をしていたそうで、運搬業が軌道に乗らず、叔父からの勧めもあり、トラックを売却しコーヒー農園を購入したのがロス・ピノス農園の始まりです。

    しかし、この30年はとても順風満帆とは言えない多くの苦労がありました。
    2010年代にコロンビア全土で被害を被ったサビ病。ヘスス氏の農園も壊滅的な被害を受けました。

    その後、カスティージョやタビ、ブルボンの苗木を購入し、農園を一から立て直したそうです。
    さらにその後は、お金を貯めて新しい農園を購入し、少しずつ生産量を増やしてきました。

    大きな被害に見舞われながらも、この経験の中で培ってきた様々な品種の栽培方法や品質向上に向けた農園管理や生産処理への技術的な経験値がヘスス氏の作るコーヒーの前進の基礎となったと言います。

    また、彼は妻と二人の息子と共に農園で働いていますが、息子の一人が農学者でもあり、彼から様々な技術的アドバイスを受け、また新しい品種の生産に乗り出してくれています。


     

    希少品種ピンクブルボン



    ピンクブルボンの生産もこうした新しい取り組みの一つで、生産技術が問われる品種の一つですが、近年コロンビアでその特異な風味が評価されている品種です。(ゲイシャ種によく言われる“ジャスミンの様なアロマ”とは少々異なりますが、こちらも鮮烈でとても華やかなローズ系のフローラルなアロマを有します。)

    ピンクブルボンはウィラ県で自然発生したと言われる品種で、当初は「*イエローブルボン」の様にブルボン種の突然変異種と考えられておりました。(*因みに現在は格品種に対する研究が進み、イエローブルボン種はイエローカトゥアイ種とレッドブルボン種の自然交配種と認識されております。)

    しかし、ブルボン種はサビ病に弱くブルボンが全滅した年でもピンクブルボンは生き残っており、サビ病に対して耐性がある事が分かります。またブルボン種とピンクブルボンではコーヒーの木の「葉の形」が異なります。

    そして、ピンクブルボンは何よりブルボン種よりも圧倒的に風味特性に優れるという特徴を持ちます。

    ゲイシャ種と同時に栽培している農園において、生産を終えたコーヒーを比べるとゲイシャ種よりもピンクブルボンの方がカップクオリティで勝るのもコロンビアでは珍しくないとも言われます。

    (*実際、当店取り扱いのコロンビアの名門Cafe Granja La Esperanzaのゲイシャとピンクブルボンを比べると、ゲイシャよりピンクブルボンの方がカップクオリティで勝ります。)


    その特異な性質からピンクブルボンは、“ブルボン種ではないのでは?”という懐疑的な見方をしていた生産者も多くいました。

    近年、その後の研究によりどうやらブルボン種ではなく、遺伝的特性からエチオピアのローカル・ランド・レイスとの関係が明らかとなりました。(エチオピア・カッファ地方の原生品種とDNA配列が酷似しているというゲノム解析の結果が報告されています。)しかし今現在でも全容がつかめておらず研究が続けられている謎の多い品種です。

    ロス・ピノス農園も、このピンクブルボンに注目し、これまで様々な品種の生産を行ってきた経験と、最新の農学的な知見を活かしてピンクブルボンを育ててきました。

    また、新しい技術や品種だけではなく、基本を大切にしていることもヘスス氏の大切にしている事です。

    農業は一年中休みがありません。日照環境を整えるために木々の剪定を行い、土壌の養分や肥料の効率を落とす雑草の清掃は木の根元まで丁寧に刈り込みます。

    また、地面に落下したチェリーや乾燥した状態で木に残ったチェリーを丁寧に拾い集め、農園内の清潔さを保つ事でブロッカやその他の害虫の蔓延を防いでいます。

    また、土壌の侵食を抑え、日陰を作るシェードツリーも同じように手入れを行い、農園の環境をコントロールしています。バナナやアボカド、柑橘類など様々な木々がシェードツリーの役割として育てられていますが、農園の副収入や食糧源となると共に、土壌の有機物の豊かさにも寄与していると言います。


     

    ピンクブルボンの生産処理



    収穫も品種によって適切なタイミングを定めており、ピンクブルボン種は深いサーモンピンクに熟したタイミングを収穫のベストとしています。

    この完熟したチェリーのみを収穫し、収穫後は一度袋に入れチェリーの状態で発行工程を踏んでいるのが特徴です。

    その後果肉除去を行い、今度は発酵層で3日間かけてミューシレージ成分を分解させます。チェリーでの発酵は華やかで重圧な風味を育てる為だと言い、発酵層での3日間の発行工程は標高が高く気温が低い環境ゆえに分厚いミューシレージの分解に時間が掛かる為です。

    また発酵層やパルパーの清掃・手入れにも余念がありません。乾燥場は通気の取れたパラボラ式の乾燥場で10日前後かけて乾燥させます。均一に乾燥できる様に1日3回定期的に撹拌を行い、日々一定量を脱穀して、生豆の色を見ながら乾燥状態を見極めています。

    新しい取り組みと、基本を大切にした献身的なコーヒー生産が組み合わさり、ヘスス氏だからこそ生み出せる素晴らしい風味のピンクブルボンが出来上がるのです。




     

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