THAILAND Doi Saket Typica
Anaerobic Farmentation Kenya - Style Washed
流通量の極めて少ないタイ産のアナエロビック。生豆在庫入れ替えの為セール価格でご提供。オススメです
*いよいよそのクオリティはスペシャルティ先進国の中米と肩を並べられるほどになったと言われるタイ産スペシャルティ。満を持してタイでもCup of Excellenceが始まり、もはやスルー出来ない注目のスペシャルティコーヒー生産国です。(ちなみに台湾でもCup of Excellenceが始まり、ここ1、2年でこれまで以上にアジア産スペシャルティコーヒーが注目されてきております。)タイ産コーヒーの近年の著しいクオリティ向上の理由として、経済成長が著しいタイではコーヒーの自国消費率がかなり高く生産者自身がお店を持ちロースター・バリスタとして活躍している方も多いと言います。また若い生産者が多くコーヒーのトレンドに対して敏感かつ柔軟な姿勢でコーヒー生産に取り組んでいる事が挙げられます。このコーヒー生産者であるNuiさんAoyさんご夫妻(30代)もコーヒー生産に対する知識が豊富でコーヒーの農園・加工場を経営する傍らチェンマイ市内にはタイ料理レストランを構えているそうです。レストランなど異なる生業も行なっている彼らが作り出すコーヒーは、とことん品質・味わいにこだわったコーヒーが多く今回ご紹介するコーヒーもティピカ単一品種のアナエロビック・ウォッシュド。数年前までのタイ産コーヒーからは想像もつかない様な先進的で個性的なコーヒーをお楽しみください*生産地:チェンマイ県、ドイサケット地区
標高:1100 - 1450m
農園:N/A
生産者:Nui Intakadさん、Aoy Jaisooksernさんご夫妻
品種:ティピカ
生産処理:嫌気性発酵を伴う発酵工程 / カナルを使用したケニア式ウォッシュド
風味属性:レッドアップル、和梨、シトラス、ハーバル、スイートスパイス、マリックアシディティ、ホワイトシュガー、コンプレックス、シロッピーマウスフィール、ロングアフターテイスト
ティピカ単一品種というのも好セールスポイントのひとつ。
アナエロビック(嫌気性発酵)を施したコーヒーですが、ウォッシュドプロセスになりますのでアルコリックな発酵感は全く感じません。
ですのでアナエロビック・ナチュラルにおける様な“アルコリックな発酵感”を望まれる方はご注意ください。
しかし、アナエロビック・ウォッシュド独特の複雑な風味を備えたかなり特殊なコーヒー。熟したリンゴや上白糖のような強い甘さもあり実店舗では影の人気コーヒーです。アナエロビックを施したウォッシュド・プロセス(水洗式精製)の場合、ナチュラル・プロセスに感じられるいわゆる「リキュールの様な発酵感」では無く「ハーブ感」を感じるものが多いのですが、このロットも主張は強くはありませんが独特のハーブ・スパイスを微かに感じます。
そしてアナエロビック(但しウォッシュド精製)によるフレーバーはやはり個性的で、上品で繊細な酸質がありなんとも形容し難い個性的なコーヒーに仕上がっております。
*発酵工程だけでは無く、乾燥工程にもとことん拘った「ケニア式」を取り入れております。(詳しくは生産者情報にて記載します。)
タイという国土の土壌、チェンマイ・ドイサケット・エリアのマイクロクライメット、そして生産者による先進的な生産処理プロセスが生み出したコーヒー。
アロマも香り高く個性的。アナエロビックによる一筋縄ではいかない複雑な風味を持つこのウォッシュドコーヒーは、当店のコーヒーのラインナップの中でも他とは被らないキャラクターを持つコーヒーです。
*生産者情報など詳細は後ほど記載します。
*焙煎日:25/3/11