TEL/090-7666-5044

全国送料無料でコーヒー豆を発送いたします。
(但し、クリックポスト発送に限ります。)

×

CATEGORY

HOME»  ランク別シングルオリジン»  スペシャルティコーヒー»  Final Roast❗️Recommended❗️ジャマイカ ブルーマウンテンNo.1 ジャーニーズ・エンド農園 100g

Final Roast❗️Recommended❗️ジャマイカ ブルーマウンテンNo.1 ジャーニーズ・エンド農園 100g

JAMAICA Blue Mountain No.1 Journey's End Estate


 旅の終わり。古豪シャーリー氏最後の挑戦。カップクオリティ云々だけでは伝えきれないブルーマウンテン

*ブルーマウンテンの古豪と言われるジャマイカコーヒーの歴史を知り尽くした生き証人セント・クレア・シャーリー氏。御年89歳(2024’現在)。シャーリー氏のブルーマウンテンコーヒーの、そして彼の人生の集大成である事から「旅の終わり」と名付けられたジャーニーズ・エンド農園。歩みを止めない古豪の挑戦は概存のブルーマウンテンとは異なるスペシャルティコーヒーマーケットを意識した新しいブルーマウンテンコーヒーでした。シャーリー氏の生き様を体現しているかの様な特別なブルーマウンテン、「旅の終わり」の最終章‥Final Roastです*


生産地:セント・アンドリュー教区ペンラインキャッスル
標高:*1500mオーバー
*ジャマイカ国の厳粛な規格により本来は「ブルーマウンテンNo,1」に値するコーヒーは標高800以上1200m以下と定められております。
農園:ジャーニーズ・エンド農園
生産者:セント・クレア・シャーリー氏
品種:*ティピカ種70%、ゲイシャ種30%
*概存の一般的なブルーマウンテンNo,1はティピカ種100%ですが、

このジャーニーズ・エンド農園のブルーマウンテンNo,1は、なんとゲイシャ種30%を使用したミックスバラエティロットになります。

規格外の高標高での生産もさる事ながらこのゲイシャ品種を加えたミックスバラエティのブルーマウンテンは他に類を見ません。

風味属性:エキゾチック、ネーブルオレンジ、グリーンアップル、フローラル、ユーカリ、セサミークッキー、ミルクチョコ、ブライトアシディティ、キャンディーライク、ベリースウィート、スムースマウスフィール、ウェルバランスド
 

 

シャーリー氏の生き様、そして誰もが惚れ込むコーヒーストーリー。

 


「ブルーマウンテンコーヒー」とは、ジャマイカ政府によって「ブルーマウンテン」の厳格な取り決めがあり、その基準を満たし政府が「ブルーマウンテン」と認定したコーヒーのみ、その名称を名乗ることが出来ます。

しかしながらスペシャルティコーヒーの定義に当てはめるとほとんどのブルーマウンテンは「スペシャルティコーヒーでは無い」、という事になります。

日本の純喫茶などでは香り・甘味・苦味のバランスの良さ・希少性の高さから「コーヒーの王様」と言われ、今でも高嶺の花として崇められるコーヒーですが、当店を始めほとんどのスペシャルティコーヒーに特化したロースターではブルーマウンテンを取り扱わないのはその為です。

この「ジャーニーズ・エンド農園」のブルーマウンテンNo,1は、SCA基準のカップクオリティ並びにトレーサビリティ諸々、スペシャルティコーヒーの定義・基準をクリアーしており、スペシャルティコーヒーとして評価も出来るとても希少な「ブルーマウンテンNo,1」となります。

スペシャルティコーヒーロースターの当店が満を持してご提供するブルーマウンテンNo,1。

ドライ時ではブルーマウンテン現地の、まさに山々を感じさせるかのようなエキゾチックで野性味のあるアロマ。カップではそのドライ時のアロマとはギャップが大きく、エレガントでゲイシャ種を感じるフルーティーなフレーバーとなります。(実際にゲイシャ種も30%使用のミックスバラエティです)

フレーバーは濃厚なネーブルオレンジの様な甘さを最も感じ、他にも様々複雑なニュアンスも感じます。
またブルーマウンテンコーヒーとは思えない様な力強いボディと、粘性のある立体的な質感でありながらカップはクリーンで喉元に染み込む様な不思議な感覚。

このジャーニーズ・エンド農園でなければ、絶対に味わえないブルーマウンテンNo,1。
このコーヒーを飲み終えた時には、きっと満足感・幸福感を十分に満たしてくれる、お客様にとって最高の一杯になることでしょう。。

概存のブルーマウンテンとは一線を画す、ブルーマウンテンエリア最高標高「旅の終わり」のテロワール‥
“ブルーマウンテンの古豪”シャーリー氏の集大成である「旅の終わり」のストーリーをご体験ください!


 
*このコーヒーを販売するにあたり、ブルーマウンテンについてもっと詳しく記述する必要があるように思いましたので、長文になりますが下部に記載しております。
またシャーリー氏のストーリーも記載しておりますのでぜひご一読ください。



*焙煎日:25/1/31

*旅の終わり…特別なブルーマウンテンNo,1、惜しくも今回が最後のご提供です。。
このコーヒーを飲まれた方の、生涯において、記憶に残るコーヒーであります様に。。


 

NEW

  • Final Roast❗️Recommended❗️ジャマイカ ブルーマウンテンNo.1 ジャーニーズ・エンド農園 100g

  • 販売価格

    2,840円(税込)

  • 在庫

    在庫切れ

在庫切れボタン

  • ジャマイカのコーヒーの歴史



    ジャマイカにコーヒーが初めて持ち込まれたのは1728年。

    1700年代前半からコーヒーの栽培が始まり、生産量・輸出量と共に徐々に成長し1814年には15トン以上の輸出の記録もあります。

    その後コーヒーに代わりバナナなどの生産が脚光を浴びると、コーヒーの輸出量は徐々に減少をたどります。

    1948年にコーヒー産業の衰退を防ぐためにコーヒー産業公社が設立されます。

    公社の設立以降、30年ほどはコーヒー産業が発展し興隆してきました。

    しかし、1988年にハリケーン“ギルバート”がジャマイカを直撃し壊滅的な被害を被ります。

    その後、2000年に政府機関であるコーヒー産業公社(CIB)は品質管理部門(レギュラトリー)と商業部門(コマーシャル)に分離し商業部門は民営化されますが、品質管理部門はジャマイカコーヒー産業全体を統括する監督官庁として継続しており、今でもジャマイカから輸出される生豆はここで(国の機関によって)必ずグレーディングが行われブルーマウンテンコーヒーの認証を受けます。

     

    ブルーマウンテンコーヒー



    ブルーマウンテンコーヒーとは、ジャマイカのコーヒー産業規則で決められたブルーマウンテン地区で生産され、法律で決められた工場で精製・加工されたコーヒーと決められております。

    ブルーマウンテンの生産エリアは狭いエリアに集中している為、自然災害や病害虫の被害などが発生した際のダメージが大きく、過去もハリケーンの被害などで壊滅的なダメージを受け、生産量が激減し価格高騰を繰り返してきました。

    コーヒー栽培エリアは海岸部とそれほど離れている訳ではない土地柄、コーヒー生産を行う1000m以上の山々までの道のりは急斜面となっており、土砂崩れなど天候に左右されやすい過酷な土地でもあります。

    急斜面の土地でのコーヒー生産・作業は困難を極め、また機械による摘み取りは出来ず、一つ一つ手摘みで熟したコーヒーチェリーを摘み取っています。

    それゆえ政府による厳格な認証、法整備、限られた生産エリアというだけではなく、希少条件上不安定な土地柄という事も、ブルーマウンテンに特別な風味と希少性を高めてきた要因です。

    ブルーマウンテンコーヒーの主な輸出先は日本となっており、喫茶店全盛期の頃では全体の収穫量の約9割以上が日本に輸出されておりました。(これは日本の大手企業が現地で事業を展開していた為でもあります。)

    日本では「コーヒーの王様」と言われ、高価で希少なコーヒーの代名詞であり知名度の高いブルーマウンテンコーヒー。

    一方では、スペシャルティコーヒーにおいてはその風味バランスに特に優れるがゆえ、突出した個性がない・インパクトが少々弱いという評価もあり、(日本人受けする様な黄金バランスではありますが)スペシャルティコーヒー界隈ではそれほど注目を浴びるコーヒーではありませんでした。

    現在ではその局地的気象条件がもたらす風味特性がここ近年再評価され、またスペシャルティコーヒーの定義としてはとても重要な要因である「トレーサビリティの透明性」が徹底したブルーマウンテンコーヒーも流通する様になり、スペシャルティコーヒーの本場アメリカなどでも少しずつですが需要が増している様です。


     

    ブルーマウンテンの古豪



    オーナーのセント・クレア・シャーリー氏は御年87歳(*2022年現在)。ジャマイカコーヒーの歴史を知り尽くした生き証人です。

    今現在も毎日出社しその半分は現場である精製工場や農園で過ごし、情熱を持ってコーヒー生産に向き合っています。また週に3回は早朝からテニスをし、健康維持に努めながら生涯現役を貫いています。

    シャーリー家は中規模のファミリー企業ながらセント・アンドリュー教区のブルーマウンテン山脈の一角に農園や精製工場を持ち輸出も行なっています。

    ジャマイカでは農園名と精製会社名と輸出社名がそれぞれ違う場合が多く、シャーリー家においてもジャーニーズ・エンド農園を含むいくつかの農園を所有し、精製工場はストーンレイ・コーヒーミル、輸出者としてJamaica Coffee Corporation Ltd.(JCC)とそれぞれの名称を持っております。

    Journey's End(=旅の終わり)と名付けられたこの農園は、標高1500mという屈指の標高を持ちます。

    (*注:現在では様々な検証から、一般的には標高が高いほど気温の寒暖差・マイクロクライメットの恩恵を受けより風味特性に優れるコーヒーが生産出来ると言われます。それに対して、(スペシャルティコーヒーの概念が浸透する前の話になりますが‥)以前ではブルーマウンテンコーヒーは標高が低い低地で生産されたものほど「ブルマンらしさがある」などと言われ日本ではその様な低地で生産されたものが好まれていた様です。これは、低地で生産されたコーヒー豆は豆質が柔らかく、日本独自の焙煎方法でも火が通り易い=焙煎し易いという事と、低地で生産されたコーヒー豆は酸の強度が弱くなる傾向がある(日本の純喫茶などでは酸味の無いコーヒーが好まれる)為です。)

    当農園は、Blue Mountain Peakの登山口付近にある事、標高が高い事から3月から4月とブルーマウンテンエリアでも一番最後に収穫期を迎える農園である事(一般的なブルーマウンテンの収穫期は11月〜3月)、そしてシャーリー氏自身の集大成である事からJourney's End(=旅の終わり)と名付けられました。

    *このジャーニーズ・エンド農園のブルーマウンテンno,1の特徴として、概存のブルーマウンテンコーヒーと決定的に違うところは‥

    ・本来のブルーマウンテン規定よりも標高が300m以上も高いということ。
    標高1500m Overとなります。この地を選んだのは、今までにないブルーマウンテンコーヒーの風味を求め局地的気候の恩恵を受ける為でもあると思いますが、シャーリー氏は低地では栽培が難しいと言われるゲイシャ品種の栽培をも想定していたのだと思います。

     

    ・ブルーマウンテンエリアでも一番最後に収穫期を迎える農園であること。

     

    ・ゲイシャ種を30%使っていること。
    概存のブルーマウンテンはティピカ種100%です。これは他に類を見ません。


    品質にも強い信念を持つシャーリー氏。
    80歳を超えてなおブルーマウンテンコーヒーに誇りを持って新しい取り組みを実行しております。

    2015年には新しいウェットミルを設立。ピニャレンセ製の最新のウェットミルが使用されております。

    ジャーニーズ・エンド農園も高い標高や土壌、雨量、日照条件に徹底して拘り、シャーリー氏の集大成として開拓した特別な農園です。

    品質向上、そしてブルーマウンテンコーヒーの生産者としてのプライドを持って変革を実行する古豪のカリスマ生産者シャーリー氏。

    スペシャルティコーヒーのマイクロミル同様に清潔できめ細やかな生産体制により、ジャーニーズ・エンド農園の素晴らしいブルーマウンテンコーヒーは生み出されます。


     

関連商品

CATEGORY

CONTENTS