JAMAICA Blue Mountain No.1 Journey's End Estate
旅の終わり。古豪シャーリー氏最後の挑戦。カップクオリティ云々だけでは伝えきれないブルーマウンテン
*ブルーマウンテンの古豪と言われるジャマイカコーヒーの歴史を知り尽くした生き証人セント・クレア・シャーリー氏。御年89歳(2024’現在)。シャーリー氏のブルーマウンテンコーヒーの、そして彼の人生の集大成である事から「旅の終わり」と名付けられたジャーニーズ・エンド農園。歩みを止めない古豪の挑戦は概存のブルーマウンテンとは異なるスペシャルティコーヒーマーケットを意識した新しいブルーマウンテンコーヒーでした。シャーリー氏の生き様を体現しているかの様な特別なブルーマウンテン、「旅の終わり」の最終章‥Final Roastです*生産地:セント・アンドリュー教区ペンラインキャッスル
標高:*1500mオーバー
*ジャマイカ国の厳粛な規格により本来は「ブルーマウンテンNo,1」に値するコーヒーは標高800以上1200m以下と定められております。
農園:ジャーニーズ・エンド農園
生産者:セント・クレア・シャーリー氏
品種:*ティピカ種70%、ゲイシャ種30%
*概存の一般的なブルーマウンテンNo,1はティピカ種100%ですが、
このジャーニーズ・エンド農園のブルーマウンテンNo,1は、なんとゲイシャ種30%を使用したミックスバラエティロットになります。
規格外の高標高での生産もさる事ながらこのゲイシャ品種を加えたミックスバラエティのブルーマウンテンは他に類を見ません。風味属性:エキゾチック、ネーブルオレンジ、グリーンアップル、フローラル、ユーカリ、セサミークッキー、ミルクチョコ、ブライトアシディティ、キャンディーライク、ベリースウィート、スムースマウスフィール、ウェルバランスド
シャーリー氏の生き様、そして誰もが惚れ込むコーヒーストーリー。
「ブルーマウンテンコーヒー」とは、ジャマイカ政府によって「ブルーマウンテン」の厳格な取り決めがあり、その基準を満たし政府が「ブルーマウンテン」と認定したコーヒーのみ、その名称を名乗ることが出来ます。
しかしながらスペシャルティコーヒーの定義に当てはめると、ほとんどのブルーマウンテンは「スペシャルティコーヒーでは無い」、という事になります。
日本の純喫茶などでは香り・甘味・苦味のバランスの良さ・希少性の高さから「コーヒーの王様」と言われ、今でも高嶺の花として崇められるコーヒーですが、当店を始めほとんどのスペシャルティコーヒーに特化したロースターではブルーマウンテンを取り扱わないのはその為です。
この「ジャーニーズ・エンド農園」のブルーマウンテンNo,1は、SCA基準のカップクオリティ並びにトレーサビリティ諸々、スペシャルティコーヒーの定義・基準をクリアーしており、スペシャルティコーヒーとして評価も出来るとても希少な「ブルーマウンテンNo,1」となります。
スペシャルティコーヒーロースターの当店が満を持してご提供するブルーマウンテンNo,1。
ドライ時ではブルーマウンテン現地の、まさに山々を感じさせるかのようなエキゾチックで野性味のあるアロマ。カップではそのドライ時のアロマとはギャップが大きく、エレガントでゲイシャ種を感じるフルーティーなフレーバーとなります。(実際にゲイシャ種も30%使用のミックスバラエティです)
フレーバーは濃厚なネーブルオレンジの様な甘さを最も感じ、他にも様々複雑なニュアンスも感じます。
またブルーマウンテンコーヒーとは思えない様な力強いボディと、粘性のある立体的な質感でありながらカップはクリーンで喉元に染み込む様な不思議な感覚。
このジャーニーズ・エンド農園でなければ、絶対に味わえないブルーマウンテンNo,1。
このコーヒーを飲み終えた時には、きっと満足感・幸福感を十分に満たしてくれる、お客様にとって最高の一杯になることでしょう。。
概存のブルーマウンテンとは一線を画す、ブルーマウンテンエリア最高標高「旅の終わり」のテロワール‥
“ブルーマウンテンの古豪”シャーリー氏の集大成である「旅の終わり」のストーリーをご体験ください!
*このコーヒーを販売するにあたり、ブルーマウンテンについてもっと詳しく記述する必要があるように思いましたので、長文になりますが下部に記載しております。
またシャーリー氏のストーリーも記載しておりますのでぜひご一読ください。
*焙煎日:25/1/31
*旅の終わり…特別なブルーマウンテンNo,1、惜しくも今回が最後のご提供です。。
このコーヒーを飲まれた方の、生涯において、記憶に残るコーヒーであります様に。。