RWANDA Simbi CWS Bourbon Anaerobic Natural
お待たせしました!人気のシンビ・アナエロビック25'New cropは例年とは異なる風味印象です
*世界各国のCOEリザルトを見ても上位入賞ロットに多く見られる様になったアナエロビック・ファーメンテーションでしたが、COEでは新たな試みとしてブラジルCOE2023'からアナエロビックなどの特殊発酵プロセスのコーヒーは他のプロセスと分けられ「EXPERIMENTAL」=「実験的な生産処理」として専門的な部門が設けられました。特殊な発酵プロセスももはやスペシャルティ界隈では“新たなスタンダード”として確立しております。当店でもアナエロビックはリクエストが多く多種多様なファーメンテーションのロットを揃えております。今クロップはこれまでのシンビ・アナエロビックの印象とはガラリと変わっており、ダークな黒果実を思わせるジューシーな風味はどこかクールな印象。コーヒーとは農作物であり果実であり、特に繊細な風味特性を有するスペシャルティコーヒーはワインの様にその年々で風味は大きく変わったりもします。それがスペシャルティコーヒーの醍醐味のひとつでもあります。今年のシンビ・アナエロビックもぜひ楽しんでください*生産地:南部州フエ、シンビ地区
標高:1763m
農園:シンビ・コーヒー・ウォッシングステーション
生産者:アブドゥル・ルダフングワ(代表者)
品種:ブルボン
生産処理:アナエロビックナチュラル(嫌気性発酵を伴うナチュラル精製)
風味属性:フローラル、レッドワイン、ブラックカラント、ダークチェリー、ラムレーズン、シナモン、スイートチョコレート、タータリック、ブライトアシディティ、スムースマウスフィール、インプルーヴ
お問い合わせの多い「シンビCWSアナエロビック」、大変お待たせしました!
当店取り扱いのアナエロビックの中でも人気絶大なコーヒーです。
昨年(24'crop)は梅酒を思わせる爽やかなフレーバとプルーンの熟度ある果実の甘さも感じ、まさに「パープルフルーツ系」コーヒーという印象でしたが、今年のニュークロップはカシスやダークチェリーなどのダークフルーツを感じる風味印象は、例えれば「クールな黒果実系コーヒー」。
もちろん、ルワンダ産らしい華やかなアロマとジューシーな風味印象はしっかりと持ち合わせています。
これからの季節、アイスコーヒーにもピッタリと思います!
また嫌気性発酵でしか得られない特有の風味・複雑な風味をお楽しみいただけるコーヒーですが、このシンビ・アナエロビックの特徴は、嫌気性発酵によるアルコリックな風味がしっかり感じながらも、過度な発酵感を感じずバランスの良い風味に仕上がっているところです。
当店では嫌気発酵(アナエロビック)を施したコーヒーは数多くございますが、どれも風味が被っているものは無く、それぞれの個性をお楽しみいただけます。ぜひアナエロビックどうしのお飲みくらべも楽しんでいただけたらと思います。
*生産者情報など詳細は後日記載いたします。
*焙煎日:25/6/4